知っておきたい!プラセンタ点滴と注射の違い

プラセンタの取り入れ方はいろいろあります。サプリメント、注射、スキンケア用品、それから点滴……。
今回はそのなかから、「注射」と「点滴」について取り上げます。
プラセンタ摂取するときの点滴と注射の違いって?
プラセンタ点滴とプラセンタ注射の両方を扱っているクリニックによれば、点滴の方が時間がかかる分効果が出やすいということです 。点滴の方が時間をかけて徐々に成分を投与し続けていくことができ、また入れられる量が多いからというのがその理由です。
注射の場合は、1回で10分程度しか時間がかかりません。そのため、時間がない人の場合はこちらがおすすめです。
一方、プラセンタ注射のみを扱うクリニックの意見としては、「プラセンタの点滴よりも、プラセンタ注射の方が持続的な効果が見込める」としています。
また、「プラセンタ注射と点滴では、その効果には変わりがない」とする意見もあります。
このうちのどの意見を正しい、と言うべきかは判断に悩むところです。
ただ1つ確実に言えるのは、「注射の方が、施術時間は短くて済む」ということです。
プラセンタ点滴の効果が出るのはいつ?
個人差があるため一概には言えませんが、プラセンタ点滴の場合は、2~3回の投与で効果を実感する人が多い、と言われています。
プラセンタの点滴を行う頻度は、最初の2か月目までは週に1~2回程度です。その後は1~2週間に1回ほどがよいとされています。そう考えると、だいたい1か月くらいで効果が自覚できる、ということですね。
プラセンタはアンチエイジング効果を示す大変有用なものです。また、肌のハリやツヤをもたらし、ニキビなどの改善にも役立ちます。
そのうえ、冷え性や疲労を回復させてくれるという効果も持っています。一度受けてみたいものですね。
プラセンタ点滴のデメリットも知っておこう!
プラセンタ点滴を受けるデメリットのもっとも大きなものとしては、「今後、献血を行うことができなくなる」ということでしょう。これはプラセンタ注射でも同じことです。
プラセンタ注射(点滴)は血液製剤の1種としてとらえられています。現在の日本では発症例は報告されてはいないものの、恐ろしい病気を感染させるリスクがゼロではない、ということで、献血が禁じられているのです。
また、人によってはアレルギー反応などが起きる可能性もあります。
まとめ
プラセンタ注射と点滴の違いについては、専門医の間でも見解が分かれるため一概に言い切ることはできません。
ただ、プラセンタ注射の方が短い施術時間で済むことは確かです。
プラセンタ点滴にはさまざまなメリットがあります。アンチエイジング効果などがそれです。
ただ、プラセンタ点滴を受けた人は献血ができなくなる、というデメリットがあるのでご注意を。
ライター名:鍋谷萌子
3000記事以上の美容記事を手掛けてきたライターです。
「わかりにくいものをわかりやすく」をモットーに、可能な限り、公正な視点・正しい知識でスキンケアアイテムを解説していきます。