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プラセンタを飲むと眠くなる。。。これって気のせい?

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プラセンタを飲むと、眠くなると聞いたことはありませんか?

また、実際に飲んでいる人は、プラセンタを飲んでみたけれども、なんだかいつもより眠くて、調子が上がらなかったということはないでしょうか。

プラセンタを飲んで、眠くなってしまうというのは十分あり得る話です。

しかし、毎回飲んだら眠くなるというわけでもないのです。

今回は、プラセンタを飲むと眠くなる気がする人のために、なぜプラセンタを飲むと眠くなるのか、プラセンタを飲むたびにそのような症状が出るのかなどというポイントを解説します!

プラセンタとは

プラセンタとは、動物の胎盤のことです。

現在、プラセンタのサプリや注射として使われてきたものは主に馬や豚の胎盤です。

そのまま使うのではなく、馬や豚の胎盤を処理して、必要な成分を抽出しています。

プラセンタは、妊娠中に母体から子どもが栄養をもらうために必要な臓器ですが、妊娠中しか使わないものなので出産時に胎児が出て行くときに一緒に出て行きます。

人間は出産した後に胎盤を食べませんが、動物は出産した後に胎盤をたべることがあります。

外敵に見つかってしまうことを防ぐという意味もあるのですが、胎盤を食べると疲労回復効果があるということを本能的に知っているのではないかという説もあります。

プラセンタは、疲労の回復効果があり、さらに乳汁分泌を促進させる効果があるので、動物は知らず知らずのうちに出産後をスムーズに過ごすために胎盤を食べているのかもしれません。

また、クレオパトラも若さの維持のためにプラセンタを食べていたという話が今に伝えられています。

中国では、漢方薬の一種として用いられてきました。

どうして効果があるのかはわからないけれど、効果があるようだということは古代の人も経験から知っていたということです。

さて、プラセンタの効果の原則は、足りないものを補い、過剰なものを抑制するという働きです。

女性ホルモンのバランスを整えるためには、薬を使うこともできますが、プラセンタの足りないものを補い、過剰なものを抑制するという働きを使ってホルモンバランスを整えることもできます。

もちろん、プラセンタサプリは薬ではないので、絶対に効果があるとは言えません。

自律神経失調症や、うつ病などにもプラセンタは効果的と言われています。

自律神経は、体を正常に働かせるために大事な神経ですが、疲労などでうまく働かなくなることがしばしばあります。

自律神経がうまく働かないとき、プラセンタの持つ調整作用を役立てることができるかもしれません。

本来疲れるはずのところで、疲れを感じることができないのも、交感神経や副交感神経が上手に働いていないせいかもしれません。

ちなみに一部の焼き肉屋さんではホルモン焼きの一種として、牛の胎盤を出していることもあります。

胎盤そのものを血抜きしてから食べるということも、不可能ではないのですが、ホルモンはいいけれど胎盤を食べるのはなぜだか抵抗感を感じてしまうという人もいるでしょうし、スーパーで売っているものでもないですし、なかなか頻繁に食べるのは無理ですよね。

プラセンタはサプリメントで摂取したり、ドリンク剤を利用するという方法が手軽です。

美容外科、美容皮膚科、内科、婦人科などで注射として打ってもらうこともできるのですが、忙しい人はなかなか病院にも行けないですよね。

しかも、美容目的や単に健康維持の目的だと健康保険適用にならないので、全額自己負担になります。

サプリメントは食品の一種なので、特に健康保険が適用されるかどうかを気にすることはないでしょう。

プラセンタを飲むと眠くなるのはなぜ?

プラセンタを飲むと、自律神経が調整されます。

しかし、今までは自律神経のバランスが良くない状態で過ごしてきたわけです。

結果として正常な方向に体が行くとしても、その過程がつらく感じることはあり得ます。

つまり、本来疲れを感じるところで感じてこなかった人は、疲れを感じるようになります。

常に交感神経が優位に働いていて、眠気をあまり感じることができなかったという人が、副交感神経もきちんと働き出して眠気をかん汁ようになったということはあり得ることなのです。

眠気というと、危ないものや、よくないもののように感じますね。

しかし、眠らないで過ごすというのは不可能です。

必要なときに睡眠をとるのは自然なことですし、重要なことでもあります。

プラセンタを飲むと、自律神経が調整される過程で眠くなってしまうというのはあり得ることです。

ただし、悪い意味で眠くなっているわけではありません。

もしかすると、本当は必要だった眠気なのかもしれませんし、無理をしすぎないようにしましょうね。

「プラセンタを飲んだので、疲労回復したはずで、眠くもならないはずだ!」と思っていたら、それは少し事情が違うかもしれません。

プラセンタの働き方を知って、上手に生活に取り入れましょう。

プラセンタは○○をする前には飲まないように!

プラセンタを飲むと、眠くなってしまうという人は、眠くなってはいけないイベントの前には飲まないようにしましょう。

逆に言えば、眠くなってもいいところで飲めばいいのです。

例えば、夜寝る前に飲むのはOKです。夜どちらにしても寝てしまうのですから、眠気があっても問題ないですね。

プラセンタは睡眠薬ではありませんので、飲めば必ずすぐに眠くなるというものでもないでしょう。

また、好転反応の一環として眠気が来ている場合は、ある程度の時期が過ぎれば眠くならなくなるかもしれません。

プラセンタサプリは食品の一種ではありますが、食品だからといって食べすぎれば不調になりますし、食べ過ぎなくても自分の体に合わないとかアレルギー反応が起きてしまうというケースもあり得ます。

アレルギー反応が起きている場合は、飲み続けるとかえって調子が悪くなってしまうので、飲むのをやめて、医師に相談しましょう。

体に合わないわけではないし、飲み続けたいけれどもどうしてもプラセンタを飲むと眠気が来てしまう場合、大事な会議の前、運転の前など、眠くなってはいけないところでは飲まないようにしてください。

睡眠薬のように眠くなる作用がある薬ほどは眠くならないかもしれませんが、眠気の程度は人によります。

また、眠くなるかもしれないと思うだけで、消耗してしまうものです。

ちなみに、美肌づくりのためにはプラセンタを飲むタイミングは夜がいいとのことです。

胃酸がないときに飲んだほうが、プラセンタの成分がうまく生かされるのではないかという考え方もあります。

眠気との兼ね合いで、飲むタイミングに困っているときは、ぜひ夜に飲んでみてください。

まとめ

今回は、プラセンタを飲むと眠くなってしまう人向けに、なぜ眠くなるのかという点を解説しました。

また、プラセンタとはそもそも何かという点についてもお伝えしました。プラセンタは馬や豚などの動物の胎盤のことをいいます。

各種アミノ酸や成長因子など、健康の維持や美肌づくり、疲労回復などに役立つ成分がたくさん含まれています。

プラセンタを飲むと眠くなってしまう人は、夜や寝る前に飲んでみてください。

もし眠気が来たとしても気にしなくて済みますよ。

また、そのうちプラセンタを飲んだことによる眠気が来なくなるということもあり得ます。

体質に合わせて、飲む時間帯や飲む量を調整してみてくださいね。

名前 いでさや
元システムエンジニア。結婚を機に田舎へ引っ越すことになり、現在は育児の傍ライターとして文章を書いています。

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