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白髪にプラセンタ注射(サプリ)が効くって本当?どんな効果がある?

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早い方で30代も後半に差しかかった頃から白髪が増えてきた・目立つようになってきたと悩むことが増えてきます。

プラセンタ世代ともいえる30代以降の女性の場合、白髪の悩みは年齢を重ねるごとに切実さを増していきます。

「いつかは白髪を受け入れることができる」とはいいますが、やはり少しでも黒髪を持続させていきたいものです。

ここでは、白髪とプラセンタの関係についてまとめていきます。白髪で悩んでいる方はもちろん、将来ずっと黒髪を保ちたいと模索している方も必見です。

白髪が発生する理由

まずは、「なぜ髪の毛が黒いのか」を考えていきましょう。

毛母細胞には、髪の毛の色やうねり具合などを記憶し遺伝にも関わるDNAが含まれています。

DNAは紫外線に弱く、細胞が傷ついてしまった等の状態では容易に紫外線の影響を受けてしまいます。

DNAを包む細胞は、紫外線の影響を受けないよう細胞壁に包まれていますが、万全を期すためにメラノサイトに働きかけ防御反応としてのメラニンを生成するように指示を出します。

これが日焼けなどの原因となる仕組みです。

髪の毛も同様、紫外線が直接当たりやすい場所にありますので、頭皮を守るために毛を生やし、メラノサイトの働きによって黒色に見せているのです。

ここからは、「なぜ白髪に変わるのか」を考えていきましょう。

単純に考えると、メラノサイトが毛髪に対するメラニンの生成を止めてしまったことが白髪の原因となります。

なぜ、「メラニンの生成を止めてしまったか」を掘り下げると、次のことが考えられます。

1.不規則な生活習慣:就寝時に副交感神経が活性化することでさまざまなホルモンが分泌されます。

睡眠時間が少ない等の理由で、ホルモンが分泌されにくい状態になり、白髪につながることが考えられます。

2.加齢による老化現象:これは、どう考えても抗うことができませんが、年齢を重ねることで細胞も衰えてしまいます。

若さを保つための工夫をすることも必要です。

3.栄養障害:副交感神経を活性化させるためには亜鉛等のミネラルも必要となります。

また、ミネラル不足により、血流や代謝の滞りが起こることでも白髪に変わりやすくなります。

4.ストレス:強いストレスは免疫力の低下などにつながります。

常に身体が緊張状態に陥りますので、身体の末端まで酸素が行き届かない状況に陥り、白髪に変わってしまうこともあります。

5.病気や薬の副作用:胃腸疾患や貧血等の病気があると白髪が増える傾向にあります。

ただし、闘病のストレスとの関連性も否定できません。

また、まれではあるのですが、薬の副作用が影響することもあるようです。

これら5つの原因と、日頃の生活習慣を振り返ることで、自分の白髪の悩みを解決できるカギが見つかるかもしれません。

プラセンタが白髪に効くのは本当?

プラセンタは、哺乳類の胎盤から抽出された成分です。

胎盤は妊娠期にある哺乳類のメスにしか生成されない臓器です。

プラセンタエキスを使うことで女性ホルモンを整えるといった効果が期待できます。

女性ホルモンは育毛をつかさどる働きも担っています。

プラセンタで女性ホルモンのバランスを整えることで、毛髪の状態も変わっていくと考えることができます。

また、プラセンタは細胞の活性化には欠かせないアミノ酸やミネラルの含有量も豊富で、成長因子による傷ついた細胞の修復を促す役割も担っています。

そのほか、身体の酸化を促す活性酸素を除去する「抗酸化作用」により、白髪の原因に直結する活性酸素を取り除いてくれる効果もあります。

プラセンタ自体「白髪の特効成分」と言い切ることはできず、先述の女性ホルモンのバランスを整える作用の他、抗酸化作用による疲れを緩和する効果や、アミノ酸やミネラルの力による滋養強壮といった目的が先に挙げられます。

プラセンタの効果により身体を段階的にトリートメントする過程で白髪にも働きかけてくれるという受け止め方の方が良いでしょう。

できてしまった白髪をプラセンタの力で黒髪に戻すには個人差があり、時間を要することもありますが、丁寧なケアをすることで、白髪が黒く戻ることもあるようです。

プラセンタを用いて新たな白髪をつくらないための対策と受け止めることはいかがでしょうか。

一日も早く対策を講じることで、「白髪が目立ち始めた今の状態」をいつまでも保てます。

プラセンタ注射とサプリ、どっちがおすすめ?

プラセンタ製剤はヒト由来の胎盤から抽出されたプラセンタで、医療用医薬品です。

後者のプラセンタサプリは、馬や羊、豚の胎盤から抽出されたプラセンタから生成されたもので「栄養補助食品」という位置付けとなります。

プラセンタ注射は、プラセンタ製剤を注射することを指しています。

そのため婦人科や美容外科での施術となります。

ただし、国内で承認されているプラセンタ製剤は「肝機能改善」や「更年期障害治療」として用いられることが前提とされています。

美容外科では、アンチエイジングを目指したプラセンタ注射を施すことがありますが、プラセンタの成分は代謝されますので、定期的な施術が必要となります。

元々が美容全般の目的で導入されているプラセンタ治療ですので、白髪を治す目的でのプラセンタ注射は入念なカウンセリングや検討が必要となるでしょう。

一方プラセンタサプリは、動物由来のプラセンタから抽出されたエキスを配合しています。

ヒト由来のものではないので、禁忌事項もなく摂取することができます。

ただし、健康補助食品ですので、身体への効果は穏やかです。白髪への効果を信じて服用しても時間がかかる可能性があります。

これらを踏まえて、「白髪を治す目的」において、プラセンタ注射とプラセンタサプリのどちらが有効かを考えてみました。

注射針を刺すことによる身体への負担を考えると、プラセンタサプリを飲み続けた方が良いですし、身体の調子を整えてから白髪ケアの体制を整えることを考えると、プラセンタ注射を受ける方が良いでしょう。

白髪に悩む方の体質や性格を考慮しても、どちらが白髪に有効かは一概には言えないのが現状です。

この後に記す「プラセンタ接種時の注意点」も合わせて検討されることをおすすめします。

プラセンタ接種時の注意点

プラセンタ注射はいくつか注意しなければならない点があります。

プラセンタ注射を検討している方は、覚えておくと良いでしょう。

1.医薬品であることを理解する:プラセンタ製剤は、医師の処方箋が必要な医療用医薬品です。

副作用がない安全な医薬品ではありますが、サプリメント感覚で注射を受けることは控えた方がよさそうです。

2.ヒト由来胎盤を接種後は献血ができない:ヤコブ病や狂牛病といった疾患との因果関係が否定できないという理由から、ヒト由来胎盤(プラセンタ注射)の摂取を受けた方は献血を施すことができません。

ただし、プラセンタサプリメントの摂取は献血もOKです。

3.一度の注射では改善しない:1回のプラセンタ注射だけで白髪の改善には至りません。

もちろん体調を整えることや美容面での向上にも至らないことを念頭に置きましょう。

定期的に注射を受け続けることが大切です。

4.白髪治療目的では施術が難しい:美容外科でのプラセンタ注射は「白髪治療」を目的としていません。

また、白髪の改善について結果が出るとは限りません。

「体調を整えた結果、白髪の改善に至った」という程度にとどめ、まずはプラセンタ注射で体調を整えることを優先させましょう。

まとめ

白髪を治すためにプラセンタを効果的に利用したいと考える方も見られます。

もちろん、白髪の改善にプラセンタは効果的な結果をもたらすと考えることができますが、個人差があることを覚えておきましょう。

また、白髪改善の手立てとして、サプリまたは注射を選択することも有益ですが、まずはプラセンタによる体質改善を目指すことを優先させましょう。

体調が整ってくると次第に新たな白髪に悩むこともなくなります。

ライター名:Rocca*apr6
WEBライター10年目。士業アシスタントのバイトもこなす主婦。
美容・ダイエットならお任せ!趣味は夫とロカボと楽器演奏

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