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食事からもプラセンタ摂取ができるって本当?噂のマリンプラセンタとは

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哺乳類の胎盤抽出エキスがプラセンタという定義がありますが、普段食べる魚からもプラセンタに近い成分を摂取できることをご存知でしたか?
マリンプラセンタと呼ばれる成分をクローズアップし、その安全性について調べてみました。

あの人気の食べ物に含まれている、マリンプラセンタとは?

みなさんは魚の卵というとどういった物を想像されますか?
たらこやスジコ、イクラなど…さまざまな食べ物を想像されることでしょう。多くの場合、魚卵といえば、キャビアやイクラのようにほぐされた状態で目にされることがほとんどではないでしょうか。

今回取り上げるべき「マリンプラセンタ」とは、魚の卵を包む「卵巣膜(らんそうまく)」のことを指しています。もちろん魚類には胎盤がありませんので、厳密にはプラセンタということができませんが、プラセンタと同様豊富な栄養成分が凝縮されています。

現時点ではこの魚の卵を包む卵巣膜を、サプリメントなどに活用することは産卵期にあたる多くの魚を捕獲しなければいけないため、現実的ではないと考えられています。ただし、唯一鮭の卵巣膜は、「マリンプラセンタ」として製品化されています。

もし私たちの普段の食生活の中で「マリンプラセンタ」を食するとすれば、卵巣膜につつまれたまま塩漬けされているスジコを食するほか、煮魚や焼き魚の中の魚卵を丸ごと食べることが良いようですね。

マリンプラセンタと馬のプラセンタと違う点

マリンプラセンタは魚の卵巣膜から抽出された成分ですので、哺乳類の胎盤から抽出された動物性プラセンタとは全く異なる物質といえるでしょう。

ただし、「命をはぐくむための臓器から抽出された」という点ではマリンプラセンタも動物性プラセンタも同じです。
馬プラセンタには細胞を活性化する「成長因子」が含まれていますが、マリンプラセンタには成長因子が含まれていません。これが一番の大きな違いです。

そのほか、アミノ酸が豊富に含まれている等といった点では馬プラセンタもマリンプラセンタも同様です。中でもマリンプラセンタには、私たちのホルモンバランスを整えてくれるグリシンというアミノ酸が特に豊富に含まれている事が分かっています。

ただし、先にも触れたとおり、馬のプラセンタとマリンプラセンタは全く別の物質です。比較や優劣は関係なく、体質に応じたもの・自分自身にとって美容や健康面で良い結果をもたらしてくれる成分を選ぶことが大事といえるでしょう。

マリンプラセンタの安全性について

「マリンプラセンタ」は鮭の卵巣膜だけど、安全な物質なのだろうか?と不安の声も聞かれます。

みなさんは嗜好品として販売されている「筋子」はご存知でしょうか。鮭の卵を卵巣膜につつまれたまま塩漬けにした食べ物です。同様に「たらこ」や「からすみ」なども卵巣膜に包まれた魚卵を加工した食べ物です。
これらを例に取ると、私たちの生活のなかで当たり前のように食べている卵巣膜を「マリンプラセンタ」に加工しているため、安全面に関しては問題ないと考えることができます。
もちろんマリンプラセンタへ生成する工場でも、トレーサビリティを確立させている他、安全性に関するデータを逐次取得しているため、安心して摂取できる成分と言えます。

まとめ

マリンプラセンタは、化粧品の成分等に用いられています。鮭の卵巣膜を加工して生成されており、トレーサビリティを確立させるなど安全性の面でも配慮されています。まだまだ希少な成分ですが、私たちの美容面に大きな力をもたらしてくれるとよいですね。

ライター名:Rocca*apr6
WEBライター10年目。士業アシスタントのバイトもこなす主婦。
美容・ダイエットならお任せ!趣味は夫とロカボと楽器演奏

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