知りたい、効果がある?「プラセンタ原液」について

美容によいとして重宝されるもの、それが「プラセンタ」です。
豚や馬の胎盤のエキスであるこれらは、肌にハリやツヤ を与えるものとして多くの女性の味方となっています。
今回取り上げるのは、そのプラセンタの「原液」です。
これの意味と使い方、そしておすすめの商品について見ていきましょう。
プラセンタ原液100%って一体、どんなもの?
プラセンタは、そのまま和訳すると「胎盤」という意味になります。しかし日本で「プラセンタ」という単語を使う場合、「豚や馬の胎盤から、人間にとって有用な成分だけを取り出したもの」を指すことが多いと言えます。
抽出するときの方法はさまざまですが、水を利用せずに高度な技術力をもって抽出する「酵素分解法」などがあります。
このようにして取り出したプラセンタを、無加工で、ほかの化粧成分と混ぜることなくリリースしたものを「プラセンタ原液100%」「プラセンタ純液」と呼ぶのが一般的です。
ただこのような言い方には明確な基準はありません。
また、「塗るプラセンタ」の場合、「プラセンタ原液」といっても、そのほとんどに水やフェノキシタノール(エーテルアルコールの一種。防腐剤として使用される)が入っています。
プラセンタ原液の使い方について
無加工のプラセンタ原液の場合、保存方法には注意が必要です。
専門家のなかには、「本当の意味での『プラセンタ原液』ならばほかのプラセンタ商品よりは効果が高いと考えられるが、保管などは難しくなる」と指摘しています。
使い方は商品によって異なります。
気になる部分にだけピンポイントで塗ればよいという意見もありますが、「顔全体になじませるのが基本」としているところもあります。
保存方法にしろ扱い方にしろ、その商品の説明書きを守ることが大切です。
おすすめのプラセンタ原液について
さて、ここからはおすすめのプラセンタ原液について見ていきましょう。
まず、フラコラのプラセンタ原液。これは豚のエキスを使ったものです。
比較的値段が安く、買いやすいのが魅力です。ちなみにこの会社は、飲むプラセンタも打ち出しています。
また、フラコラなどの一般的なプラセンタ原液は「水などを使って加工したプラセンタ原液」ですが、中にはプラセンタエキスが99.8パーセント、残りがフェノキシエタノールという、本当の意味での「プラセンタ原液」を売っている企業もあります。
ただし、値段は非常に高く、他の商品の30倍近くもします。
お手頃な価格で使えるプラセンタとは言いづらいのが現実ですね。
ただ、本当の意味での「原液」を求めるのならば、利用価値は高いと言えます。
まとめ
「プラセンタ原液」という言葉は、「胎盤から有効成分を抽出したエキスそのもの」を指す言葉です。
ただ、実際には加工の段階で、水などが配合されることも多いと言えます。
その言葉の解釈に基準を設けることはなかなか難しいものですが、自分のお財布などとも相談して選んでいきましょう。