プラセンタに含まれている成長因子(成長ホルモン)とは?

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プラセンタには「成長分子(成長ホルモン)」と呼ばれる細胞分裂を活発にし、細胞を臓器へと作り変えていく働きをしてくれる成分が含まれています。その種類や働きについてご紹介していきます。

成長因子(成長ホルモン)ってなに?

「成長分子」とは、タンパク質や脂質、糖質やビタミン、ミネラルといった生命を生み育てるために必要な栄養素がすべて含まれているものです。

プラセンタはこの「成長分子」を含んでおり、他の成分とは一線を画しています。
プラセンタがつくりだす成長因子は、細胞分裂を活発にし、細胞を臓器へと作り変えていく働きをしてくれています。

この成長分子を摂取することにより全身の細胞の新陳代謝が促され、代謝の向上、体質の改善、組織や機能の若返りといった効果が期待できます。

成長因子は自分で作ることができるますが、年齢とともに減少していく傾向にあり、20歳を越えてしまうと、急激に減少してしまいます。お肌のトラブルが増えてくるのも、これが原因です。

ほかにも、成長因子には細胞の増殖や分化、修復や再生を促進する作用があり、老化現象をおさえてくれる働きもあります。

 

成長因子の種類

成長因子には様々な種類があります。

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を増やし、深いシワ、たるみを改善し、ニキビ跡の修復、肌の透明感を増してくる「繊維芽細胞増殖因子(FGF)」

皮膚、角膜、肺、気管などの上皮細胞の増殖をうながす働きのある「上皮細胞増殖因子(EGF)」

肝細胞や諸組織の細胞を増殖し、さらには、さまざまな肝障害を改善し、予防してくれる「肝細胞増殖因子(HGF)」

軟骨細胞、平滑筋細胞を増殖させ、関節痛をやわらげる効果があり、育毛にも効果がある「インシュリン様成長因子(IGF)」

知覚・交感細胞などの神経細胞を増殖し、自律神経、ホルモンバランスを整える作用がある「神経細胞増殖因子(NGF)」

造血幹細胞などの、免疫力の向上にかかわるさまざまな細胞を増殖し、抗体産生細胞への分化を促進してくれる「免疫力を向上させる因子」

このように様々な種類の成長因子が体内で作用してくるのです。

 

胎盤にも含まれている成長因子

胎盤には、豊富なアミノ酸に加えて、成長因子が存在することが分かっています。プラセンタの様々な効果は、他のサプリメントには含まれていないこの成長因子による作用が大きいと考えられています。

赤ちゃんがお腹の中で、たったの数ヶ月で体のすべてを形成して生まれてくることができるのは、成長因子による働きによるものです。

医療機関での様々な病気への治療、さらには美肌効果に足しても効果が高いのも、この成長因子のおかげだといっても良いでしょう。

胎盤からしか成長因子が摂取できないわけではありません。サプリメントや注射による摂取などもありますので、自分自身に合った方法を試してみてください。

まとめ

私たちのカラダにとってプラスになる様々な働きをしてくれる「成長分子」についてご紹介してきました。

効果的な摂取の方法で、内側からも外側もキレイになっちゃいましょう!

ライター名:まんまる
ライター歴3年、ファッションと美容が大好きな20代女子。
ファッションや美容に関する情報について発信していきます。

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