羊プラセンタと他原料プラセンタの違い

プラセンタの原料は「馬」「豚」「羊」「ヒト」「植物由来」と大きく分けて5種類あります。
プラセンタの原料の違いは、原料となる動物の飼育状態や環境、与えられた食べ物、ストレスなどといった要素がプラセンタの質を大きく左右します。
そういったプラセンタの原料の違いについてご紹介していきます。
プラセンタ原料の違い
馬は、年に1回、1頭だけの出産という希少性の高さや、その飼育環境から安全性の高いプラセンタエキスが抽出できるといわれています。大量生産できないため価格は他の原料のものに比べて高くなりますが、馬プラセンタは豚に比べてアミノ酸量が約1.2倍あります。
豚は、たくさん子豚を産むことからプラセンタエキスを大量に抽出・生産できるため安価です。牛プラセンタが禁止後は、プラセンタ商品の原料の主流になりました。ただ、馬と比べると病気にかかりやすく、予防接種のためのワクチンや薬剤を投与される機会が多いことから安全性や胎盤の質の面で少々劣ります。
羊は、人間の胎盤に近いアミノ酸組織を持っているので、体内への浸透力が高いといわれています。免疫力も高く、病気にもかかりにくいので安全性も高いです。ですが、現在は国内生産ができない状態にあるため、今日本で手に入る羊プラセンタ関連は輸入品なので国内での流通量は非常に少なくなっています。
植物の場合、胎盤にあたる「胎座」から有効成分を抽出しています。アミノ酸やビタミンは豊富に含まれていますが、動物由来のプラセンタ(=胎盤)と比べると、植物由来のプラセンタにはプラセンタならではの「成長因子」が含まれていないため、美肌効果や健康面においてはあまり期待できません。
ヒトは、美容などには使用されず、医療機関でのプラセンタ注射の原料としてのみ使用されています。効果や安全面は折り紙付きです。
羊プラセンタの効果とは?
羊プラセンタは人間のものと似ています。特にアミノ酸の作りがとても似ているため、身体に馴染みやすく肌へ浸透しやすいです。
美肌効果としては、シミやシワなどへの効果が出やすく、発疹などのような肌のトラブルも起こりにくいので安心です。
保険適用もできるプラセンタ療法
プラセンタ療法は、注射と経口摂取の2種類があります。
プラセンタ療法では、美白やシミ、シワなどの美肌効果、自律神経失調症などの心療的効果のほか、疲労回復や免疫力向上にも効果があると言われています。
医療用プラセンタ注射薬は、厚生労働省で医薬品として認可されているもので、慢性肝疾患治療や更年期障害などの治療のために、保険適応が認められています。
しかし、美容目的などでは保険適応の対象外となっています。
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まとめ
他の原料と比べてみてもとても優れている羊プラセンタですが、日本では美容や食品に使用できる羊の原産国が限られている分、どうしても他の原料のプラセンタと比べて流通量は少なくなってしまっています。
ですが、プラセンタ用の羊は徹底管理された牧場でストレスなく育ち、良質な飼料を食べて育っているため、その胎盤には充分な栄養が備わっています。
費用面や効果も考え、自分に合うプラセンタを見つけましょう。
ライター名:まんまる
ライター歴3年、ファッションと美容が大好きな20代女子。
ファッションや美容に関する情報について発信していきます。