知りたい!プラセンタ注射の副作用

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プラセンタは、治療のためだけではなく、美容目的で活用されることの多い成分です。今回は、プラセンタ注射の副作用や、一般的な値段、どのくらいの頻度を目安にしたらいいのかなど、プラセンタ注射に関する注意点をご紹介します。

 

プラセンタ注射の目的

プラセンタ注射といっても大きく分けて、医療目的と美容目的に分かれています。医療目的の注射では、ヒト由来プラセンタが肝機能障害・更年期障害や乳分泌不全といった病気の治療に使われています。肝機能障害、更年期障害、乳分泌不全の治療のためにプラセンタ注射を活用する場合は、保険適用で診療してもらえる場合があります。

一方で、これらの病気の治療以外の目的(美容目的など)でプラセンタを注射する場合は自費診療扱いのことがほとんどです。また、アトピーなどの治療のためのプラセンタ注射であっても、現時点では保険適用にはなりません。

 

プラセンタ注射の副作用

プラセンタ注射の副作用は、発疹や悪寒、発熱などがありますが、通常の用法(皮下注射、筋肉注射)では重篤な副作用はほとんどないとされています。
ただし、認可されていない静脈注射や、他の製剤と混ぜ合わせて注射するカクテル注射は重篤な副作用が起こる可能性があります。
病院によっては実施しているところがあるので、認可されていない投与方法である点を踏まえて、個人でリスクを十分に把握する必要があります。

 

どのくらいの頻度で打ったらいい?

プラセンタ注射の頻度は、どのくらいの効果を期待するのかにもよりますが、美容目的の場合は一般的に1アンプルを2週間ごとの間隔で打つとされていますが、忙しくてなかなか通えない場合などは、医師と相談してペース配分を変えることも可能です。
もっと多い頻度で注射をしている方もおられますが、多く打てば多く効果が現れるというものでもないので、医師ときちんと相談されることをおすすめします。保険適用がない場合は、自費診療になるので経済的な負担も考えましょう。

 

プラセンタ注射の値段

プラセンタ注射の値段は、美容目的の場合一本(1アンプル)あたり1,000円〜3,000円程度が一般的です。あまりに安すぎる場合や、高すぎる場合は注意しましょう。
また、表示の方法も病院によってまちまちであり、一回と表示しているところと、1アンプルと表示していたりします。実際、どれくらいの量を打ってもらえるのかわかりづらいときは、病院に問い合わせてみるのが確実です。
プラセンタ注射は更年期障害にも使われるため、もし更年期障害かもしれないと思ったら保険適用を受けて更年期治療として打ってもらってもいいかもしれませんね。

 

まとめ

プラセンタ注射は、治療目的だけではなく美容目的でも活用されます。副作用は、通常の用法ではほとんどありませんが、認可外の用法では副作用が出ることがあります。一般的なペースでは1アンプルを2週間ごとの間隔で注射し、値段は一本あたり1,000円〜3,000円程度します。プラセンタは美容界でも評判の成分。賢く活用したいですね。

 

名前 いでさや
元システムエンジニア。結婚を機に田舎へ引っ越すことになり、現在は育児の傍ライターとして文章を書いています。

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