化粧品が原因で肌荒れが起きた時の対処法と原因、治し方とは

肌を美しく保つために化粧品を使っていたのに、これが原因で余計に肌が荒れてしまった――――このような経験をしたことのある人もいるのではないでしょうか。
化粧品によって起こる肌荒れは、そもそも何が原因なのか、そしてその治し方はどのようなものがあるのかについて見ていきましょう。
化粧品が肌荒れの原因に!その理由は?
化粧品が肌荒れの原因になる理由は、大きく分けて2つあります。
まず1つめは、「しっかりと化粧品を落とし切れていなかったことによる肌トラブル」です。
ここでいう「化粧品」は、「基礎化粧品」ではなく、ファンデーションやアイシャドウなどのことです。
メイクをしっかり落とせていない場合、そのメイクが肌の毛穴に詰まってしまい、正常な皮脂の分泌や新陳代謝を妨げます。
毛穴に詰まった皮脂やメイクは、雑菌の大好物です。これをエサとして繁殖した雑菌が、肌にさまざまな悪影響を与えます。
もう1つは、「その化粧品が自分の肌に合っていなかった」というもの。
現在販売されている化粧品はしっかりと検査が行われていますが、それでも、「万人にとって安全な化粧品」は存在しません。
ほかの人には大丈夫だったけれども、自分にとってはアレルゲンとなるものが含まれていた、ということも少なくはありません。
肌荒れが起きたときの対処方法
それでは、肌荒れが起きた場合はどのように対処していけばよいのでしょうか。
「ここしばらく、そういえば化粧を落とさずに寝ていた」のように、明確な理由があるのならばまずは洗顔の徹底を行います。
それ以外のケースで肌荒れが起きた時の治し方としては、まず、原因かもしれない化粧品の使用を中断しましょう。
「この化粧品が原因で肌荒れしたのだ」と思っていても、実際には、食生活やストレスが原因だった可能性もあります。
これを見極めるためにも、化粧品の中断は有効です。
それでも治らない場合は、化粧品のサポートセンターに一度連絡をしてください。
初めての化粧品の場合は、ケースによっては返金対応などをしてくれることもあるでしょう。
特に、通販系の場合は、多くの業者がこのシステムを設けています。
まとめ
肌荒れが治らない場合は、速やかに皮膚科に足を運ぶようにしてください。
現在は多種多様な薬も販売されていますが、皮膚科の場合、「その原因を見極め」「あなたの現在の肌の状態を診察して」「あなたの状況を改善するための方法」を適切に診断してくれます。
売薬では対応しきれないところまでしっかりと対応してくれますから、この方法によるのがもっとも安全性が高いと言えるでしょう。
ライター名:鍋谷萌子
3000記事以上の美容記事を手掛けてきたライターです。
「わかりにくいものをわかりやすく」をモットーに、可能な限り、公正な視点・正しい知識でスキンケアアイテムを解説していきます。