ニキビ、肌荒れにプラセンタ!気になる効果は?

ニキビや肌荒れなど、お肌のトラブルにプラセンタが活用される機会が増えてきています。今回は、お肌のトラブルとプラセンタの関係についてご紹介します。
プラセンタで細胞分裂が活発になる
プラセンタには、細胞分裂の頻度を高める成分があることが知られています。もともと、プラセンタは動物などの胎盤です。つまり、一つの細胞から、たくさん細胞を分裂させて、一つの生命体を作り出していくところなのですね。
プラセンタには、成長因子と呼ばれる成分があるため、細胞分裂を促進し、免疫力を高める仕組みがもともと備わっています。プラセンタを摂取すると、成長因子を取り込むことができるので細胞分裂が促進され、新陳代謝が高まります。結果として、シワやシミなどお肌のトラブルが緩和されることにつながるのです。
美容に良いと言われる成分は世の中にたくさんあるのですが、プラセンタは成長因子が入っていることが強みです。プラセンタと言っても、動物由来のもの、魚など胎盤を持たないもの由来のもの、植物由来のものがありますが、魚由来、植物由来のものには動物が持っている成長因子は含まれていません。
ただし、美容にうれしい効果のある成分は豊富に含まれていることには変わりないので、化粧品を選ぶ際には十分注意してくださいね。
プラセンタが輸血・献血で懸念されるのはなぜ?
人体への悪影響がほぼゼロに等しいといわれるほど安全性が確認されているプラセンタですが、医療の分野においてはプラセンタにごくわずかな感染症のリスクがあると言われています。
その背景には、医療機関や美容外科で用いられるプラセンタ注射にヒトの胎盤から摘出した「ヒトプラセンタ」が使用されることが関係します。ヒトプラセンタは、恐ろしい感染病である「ヤコブ病」が感染する唯一のプラセンタだと言われているため、ヒトプラセンタの注入歴を持つ人の輸血・献血は感染症を広げるリスクがあるとして厚生労働省により2006年以降禁止されました。
プラセンタはアミノ酸たっぷり
プラセンタにはアミノ酸が豊富に含まれています。アミノ酸は、生き物が活動する際に必要な成分の一つですが、お肌にとってはコラーゲンの原料でもあり、肌の水分量と密接な関わりがあります。
プラセンタを配合された化粧品を使うと肌の水分量がアップし、もちもちとした健やかな肌を目指すことも可能です。
また、活性酸素を抑制する成分が含まれているため、活性酸素による肌の老化予防にも使えます。また、プラセンタの配合された化粧品には肌の基底層まで浸透することでプラセンタの持つメリット(細胞分裂を活発にし、肌のターンオーバーを助ける)を活用できるという特徴があります。
プラセンタ配合化粧品でお肌を元気に
プラセンタをサプリメントや注射で摂取することが難しいという方でも、プラセンタ化粧水や、プラセンタクリームなど、化粧品をプラセンタ配合のものにかえると、手軽にプラセンタの効果を手にすることができますよ。
すでにプラセンタを注射やサプリなどで活用しているという方も、化粧品もプラセンタを使った物にかえてみてもいいかもしれませんね。
まとめ
プラセンタは、成長因子という特有の成分が含まれています。成長因子は肌のターンオーバーを助け、アミノ酸は肌の水分量をアップさせるという、他の美容に良い成分にはない、独特の特徴があります。プラセンタ配合化粧品を活用して、元気なお肌を目指しましょう!
名前 いでさや
元システムエンジニア。結婚を機に田舎へ引っ越すことになり、現在は育児の傍ライターとして文章を書いています。