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アイクリームは何歳から使うべき?乾燥肌やほうれい線に効果を持つのか

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早い人で20代後半~30代、40代以降ではほとんどの女性に起こる目元の小じわやたるみ。

目元にシワがあると実年齢よりも老けて見えるので、なるべく早く治したいと思うものですよね。

そこで目元のトラブルを解消するために活躍するのが、目元ケア専用美容液のアイクリームです。

しかしアイクリームを使い始める年齢や効果がよく分からず、なかなか手が出ないという方も多いのではないでしょうか?

そこでアイクリームの使い方や効果、またアイクリームに関する疑問についてご紹介します。

アイクリームとは

目元の皮膚は顔の中で最も薄く、なおかつ皮脂腺が少ないという特徴があります。

皮脂は自ら生み出す保湿成分であり、皮脂膜がバリアとなって乾燥を防ぐ働きを持っています。

その皮脂が少ないため乾燥しやすくなり、目元のシワやたるみができる大きな原因になります。

また目は瞬きで酷使している状態であることに加え、日々のメイクや洗顔などで、ダメージを受けてしまうのです。

そのダメージを受けた目元に使うアイクリームは、トラブルの原因である乾燥を防く成分と、シワを予防するハリを与える成分が配合されています。

乾燥を防ぐ保湿効果のある成分として、代表的な以下の2つの成分が使用されています。

・セラミド…皮膚の表面にある角質層の水分を保持する効果を持つ
・ヒアルロン酸…角質層より深い真皮層の水分を保持する効果を持つ

乾燥ケアに加えて、皮膚の老化などによるシワやたるみを予防するために、肌にハリを与える成分が配合されています。

・ビタミンC誘導体…真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの生成を活性化し、肌にハリや潤いを与える成分、抗酸化作用による美白効果も有り
・レチノール…ビタミンAの一種でターンオーバーを促す効果や、真皮層のコラーゲンの生成を助ける働きをする成分

このように保湿とシワに効果のある成分を配合することで、目元のシワやたるみに総合的に働きかけるようになっています。

アイクリームは何歳(いつ)から使うべき?

目尻の小じわ(乾燥じわ)を見つけたら、早急にアイクリームを使ってケアをするようにしましょう。

もし目尻のシワが深くなっていたとしても、シワ改善に効果が高い商品が有名メーカーから販売されています。

「できたシワは治らない」と諦めるのではなく、シワの状況に合わせたケアすることが大切です。

しかし目元のシワやたるみのトラブルは、必ずしも加齢だけが原因ではありません。

太いアイラインや重ね付けマスカラ、まつげエクステなど目に負担をかけるアイメイクもシワやたるみの原因の1つです。

そしてメイク落としの時に目元をゴシゴシ擦ることも、目の皮膚にダメージを与えてしまいます。

このように日々のメイクや洗顔方法によって、年齢関係なく目元の皮膚トラブルが起こり得るわけです。

しかし目を大きく見せるためのアイメイクは手を抜きたくない、という女性も多いでしょう。

目に負担をかけるメイクをしている方こそ、年齢関係なくアイクリームを取り入れることが大切です。

まだ若いから、シワができてないからと過信せず、先を見据えたスキンケアでシワのない肌をいくつになっても維持できるようにしましょう。

アイクリームで乾燥肌は改善する?

アイクリームは保湿することが大前提なので、乾燥肌の改善に一役買ってくれるアイテムです。

しかし洗顔後のスキンケアにアイクリームをプラスすればOKと思われがちですが、実はアイクリームを正しく使わないと乾燥を改善できないのです。

まず基本中の基本ですが、夜のスキンケアは入浴後すぐに行うことが鉄則です。

入浴すると汗と水分が奪われている状態なので、入浴後の数分後でも肌が一気に乾燥してしまいます。

そのため洗面所にスキンケア用品を常備しておき、早急に保湿できる環境を作っておきましょう。

土台となる肌全体の保湿をしっかりしておかないと、後からアイクリームを塗っても肌の奥が乾燥していては意味がないのです。

そしてアイクリームを使う順番は商品によって異なりますが、以下の順番が基本になります。

1. 化粧水
2. 美容液
3. 乳液
4. アイクリーム
5. クリーム

アイクリームを購入した時に付属している説明書に目を通し、使う順番を間違えないようにして下さい。

また効果が高いアイクリームは、それだけ値段も高くなります。

「高いから」とついつい付ける量をケチって、少ない量を塗り広げると皮膚に摩擦が起こるため逆効果になるので注意して下さい。

そしてアイクリームをさらに効果的にするには、塗り方にポイントがあります。

・塗る前に手の甲でアイクリームを人肌に温める
・温めたアイクリームを、まぶたの数か所に置くようにして付ける
・薬指の腹で余分な力を入れずに、優しく伸ばしていく
・アイクリームが全体に馴染んだら、指の腹で押さえて浸透させる
・特に気になるシワには、同じ手順で重ね付けする

目の皮膚に刺激を与えないよう、常に優しく塗ることを心がけることが大切です。

アイクリーム後にマッサージすると効果的という話もありますが、下手にマッサージすることで刺激になって逆にシワができる可能性が高いです。

そこで目を刺激せずにシワに働きかけるツボ押しを、アイクリーム後の習慣にすることをおすすめします。

《攅竹(さんちく)…眉毛の内側の眉頭のところにあるくぼみ》
目のまわりの血行を促進し、目尻の小じわ、眼精疲労に効果あり
押し方…眉毛を上に押し上げる感じで、左右同時に5秒ほど優しく押す

《清明(せいめい)…目頭から鼻の間にあるくぼみ》
目の下のクマ、むくみ、顔のくすみ、眼精疲労に効果あり
押し方…親指と人差し指ではさみ、ゆっくりと揉むように押す

アイクリームでほうれい線は消せるって本当?

アイクリームという名前だけあって、目元にしか使えない物だと思っていませんか?

実はアイクリームは加齢による「ほうれい線」に塗っても、効果を感じることができるのです。

ほうれい線はシワだと思われがちですが、実は肌のハリがなくなったことと、頬の筋肉が衰えることによる「たるみ」なのです。

そのため頬のハリをアップできるアイクリームを塗ることで、ほうれい線を薄くする効果が期待できます。

ほうれい線に効果的なアイクリームは、ハリを与えてくれる成分のヒアルロン酸やレチノールを配合した商品を選ぶようにしましょう。

そしてアイクリームだけに頼らず顔の筋肉「表情筋」を鍛えると、ほうれい線改善の効果がさらに高まります。

その前に表情筋を衰えさせる原因になる、日常生活でのクセを確認していきましょう。

・無表情で笑うことが少ない
・いつも口が半開き
・前傾姿勢でスマホやゲームを長時間する

このように顔の筋肉を使わないと、当然ながら表情筋はどんどん衰えてしまいます。

そこで意識して顔の筋肉を動かすことによって、表情筋が鍛えられてほうれい線や二重あごも改善できます。

ほうれい線に効果的な表情筋エクササイズを、時間の空いた時にこまめに行うようにしましょう。

そこでほうれい線改善におすすめなは、「あいうえお」を大きな口を開けながらゆっくりと唱えるエクササイズです。

・「あ」は口を限界まで開ける
・「い」は唇の両端を思い切り左右に伸ばす
・「う」は唇をすぼめながら前に突き出す
・「え」は口角を左右に広げる
・「お」は口を上下に大きく開く

このように大袈裟なくらいに顔の筋肉を使うことで、普段では使わない部分の表情筋を鍛えてたるみを改善できるのです。

まとめ

アイクリームについてまとめましたが、いかがでしたか?

アイクリームはスペシャルケアというイメージがありますが、目元のシワやたるみは誰にでも起こり得るものです。

そのため肌に年齢を感じ始めたら、すぐにアイクリームを取り入れることがポイントです。

そして過度なアイメイクを少し減らしたり、アイメイク専用のリムーバー使ったりして、日常生活で目を刺激しないことも意識しましょう。

シワは年齢を感じさせる大きな要因なので、アイケアを怠らないことで後々に差がつきます。

いつまでも若々しく美しくいるために、アイクリームを活用してみてはいかがでしょうか?

ライター名:mitsugu
オリジナルのメディアサイト運営者、兼新米Webライター。
分かりやすく読みやすい記事を読者様にお届けするため、日々勉強中です。

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