つらい、かゆい!子供の乾燥肌、どう防ぐ?保湿法を知ろう!

子供の皮膚は常に新陳代謝が行われているため、乾燥しやすい傾向にあります。特に空気が乾燥する冬の時期になると、親が代わってあげたい!と思うほどにかゆがる子供もいますね。ここでは、子供の乾燥肌に着目し、毎日のケアと保湿の方法についてまとめました。
子供(幼児期~学童期)の乾燥肌の原因とは?
乳幼児期から小学校低学年の子供は、皮脂の分泌量が少ないうえに新陳代謝が活発に行われています。そのため肌の保湿が追い付かず、皮膚の乾燥によるかゆみが強くなる傾向にあります。
思春期を迎え、皮脂の分泌量が増えることでかゆみは自然と治まりますが、幼い子供は無意識にかきむしることで、炎症を起こしてしまうことがあります。アトピーやアレルギーがない子供でも、乾燥肌に悩むことが多いようです。
ひどい乾燥肌は皮膚科治療が先決!
乾燥肌対策には、熱いお風呂を避けることや化繊の肌着や衣服の着用を避けること等が挙げられます。
また、合成成分が含まれない石鹸の泡で体を洗った後、ワセリン塗布や市販の保湿ローションなどで乾燥が気になる部分になじませることでかゆみも和らぐことも多いです。
ただし、強い乾燥肌でかき壊しができているなど、状態がひどい場合は、ホームケアだけで様子を見ることは避け、皮膚科で治療を受けることをおススメします。
皮膚科では、かゆみをおさえ乾燥肌の状態を良い方向へ改善するための薬を処方してくれます。かゆみの緩和がかなえば、当事者である子供はもとより、親御さんのストレスも緩和されますよ。
子供にプラセンタは大丈夫?
大人の乾燥肌対策としてプラセンタサプリなどが広く紹介されています。子供に対してもプラセンタサプリを使えば良いのか?と期待する方も多いようですが、プラセンタは第二次性徴期を迎えていない低年齢の子供には適しません。また、市販されているプラセンタドリンクなどを目安量の半分だけ与えるということもおすすめできません。
理由としては、体の作りが未発達である子供がサプリを摂取しても、うまくプラセンタの成分を吸収し、効果を体に反映させることができません。それに、プラセンタの成分そのものが、第二次性徴を迎えていない低年齢の子供には必要のない成分です。こういった理由から、プラセンタで子供の乾燥肌対策の方法を見いだすことはおすすめできません。
まとめ
我が子に対し、かゆみのない丈夫な肌をつくってあげたいと考えるのは、どんな親御さんも同じです。ホームケアばかりに執着することなく、医師の診断を仰ぐことも大切です。
また、プラセンタを使った乾燥肌改善方法は小さな子供には早すぎます。子供はお母さんと同じ方法で保湿をすることができないことも知っておきましょう。
ライター名:Rocca*apr6
WEBライター10年目。士業アシスタントのバイトもこなす主婦。
美容・ダイエットならお任せ!趣味は夫とロカボと楽器演奏