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下半身太り解消法!効果が出る食べ物や運動とは?

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上半身はやせているのに、お腹や太もも、お尻といった下半身だけが太ってしまう「下半身太り」に悩まされる女性はとても多いです。

その下半身太りを解消しようと必死にダイエットしたものの、「下半身だけやせない」という経験をしたことはありませんか?

なぜなら上半身と比べて下半身は痩せにくいと言われ、体重が減っても下半身が変わらないことは珍しくありません。

つまり、下半身が太ってしまう原因は単なる体重増加だけではなく、様々な問題が影響している表れなのです。

そこで下半身太りが起きる原因と、効率よく下半身やせができる食べ物と運動をご紹介します。

下半身太りの原因

下半身が太ってしまう原因は脂肪だけではなく、実は「むくみ」が大きく関係していることをご存知でしたか?

むくみは体内の老廃物が身体の下へと溜まる症状のことで、下半身太りの大きな原因になるのです。

そのむくみを解消せずに放置すると「脂肪」と結合し、デコボコした「セルライト」が作られます。

セルライトができるとなかなか消えないため、ダイエットや運動をしても簡単にはやせなくなってしまうのです。

つまり下半身太りの最大の原因はむくみ、といっても過言ではありません。

そのむくみが起こる原因は複数あるのですが、そのどれもが生活習慣に大きく関係しています。

そこで自分自身の下半身太りが起きた原因は何なのかを、今一度思い返してみましょう。

①骨盤のゆがみ
女性の下半身太りで最も多い原因が、骨盤のゆがみによって起こる全身のバランスが悪い状態であることです。

骨盤のゆがみは生活習慣が大きく関係しており、姿勢の悪さ、座るときに足を組む、立つと片足に重心をかける、といったことが原因で起こります。

また女性のライフイベントで重要な出産も、骨盤がゆがんでしまう原因の1つです。

出産しやすくするために骨盤と股関節が広がるのですが、それを産後に元に戻さないと骨盤が開いたままになって「産後太り」につながるのです。

そしてなぜ骨盤がゆがむと下半身が太るのかというと、主に以下の理由があげられます。

・骨盤の上にある内臓が支えきれず、内臓が下がってお腹がぽっこり出る
・骨盤周りの血液やリンパ液の流れが悪くなり、下半身の代謝が下がる

特に下半身の代謝が下がることが問題で、脂肪が付きやすくなり、そして下半身の老廃物が排出されずに溜まってむくんでしまうのです。

またお尻だけが大きくなってしまうタイプや、太ももの前が張ってしまうのはこれが原因になります。

②下半身の筋力の衰え
脚に筋肉が付くと太くなる、というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

しかし筋肉のない脚は細くなるどころか、血液の流れが悪くなってむくみやセルライトを作る原因になります。

特に重要なのは「ふくらはぎ」の筋肉で、下半身の血液やリンパ液を心臓へと送るポンプの役割を持っています。

つまり筋肉のないふくらはぎでは老廃物が溜まり、下半身がむくむことで太ってしまうのです。

また脂肪と老廃物が結合してできる「セルライト」が増えてしまうのも、これが大きく関わっています。

③水分不足による老廃物の蓄積
水分を取るとむくんでしまうのでは?と気にするあまり、水分を取らないようにしてはいませんか?

そもそもむくみの原因になるのは老廃物であり、それを排出するのは飲んだ水分が素になる「尿と汗」です。

つまり水分を取るとむくむのではなく、取らない方がむくみの原因になるのです。

④塩分と糖分の取り過ぎ
味の濃い食べ物が好きだったり、甘い物を多く食べたりする方は、塩分と糖分の過剰摂取をしている可能性が高いです。

まず塩分を取り過ぎると血液の塩分濃度が高くなると、体内では濃度を下げようとするために体内に水分を溜めこもうとする働きをします。

塩辛い食べ物を食べた後に喉が渇いて、いつもより多く水分を取るのはこの働きのためです。

そして糖分は水分を吸収する働きを持つため、取り過ぎると水分を体内に溜め込んでしまうことにつながります。

つまり対局にある塩分と糖分は、取り過ぎてしまうとどちらもむくみを引き起こしてしまうのです。

⑤身体の冷え
女性に多い冷え性の原因は様々ありますが、筋肉量が少なく体内で熱を作れないことも理由の1つです。

つまり下半身の筋肉も少ない状態である場合が多いので、老廃物を排出できず、むくみが起きてしまうのです。

また身体が冷えているという状態とは、血液が上手く体内で循環していないことの表れでもあります。

そのため老廃物も排出できず代謝も下がるので、むくみだけでなく脂肪も蓄積しやすい状態でもあるのです。

下半身太りに効く食べ物

下半身太りを食べ物で改善するのなら、まずは最大の原因であるむくみを起こす原因になる食べ物を控えることが重要です。

原因でお伝えしたように、塩分と糖分が多い食べ物の取り過ぎは絶対にNGです。

スナック菓子やファストフード、またコンビニ弁当、そして砂糖たっぷりのスイーツや清涼飲料水はむくみを起こす原因になるのです。

しかしこれらをたまに食べるのは問題ないのですが、自炊をせずこのような食事が習慣になっている方は食生活そのものを変える必要があります。

もしも料理が苦手でいきなり自炊はハードルが高い場合は、野菜を多く使って味付けが薄めの外食メニューをなるべく取り入れるようにしましょう。

しかし塩分を取り過ぎてしまったときには、体内の塩分(ナトリウム)と水分を排出する働きを持つ「カリウム」を含む食べ物を取ることがポイントです。

カリウムは人体に必要なミネラルであり、不足すると脱力感や倦怠感、臓器の働きが弱くなることで便秘を起こす原因の1つになることもあります。

カリウムを多く含む食べ物は、昆布やワカメ、ひじきなどの海藻類、煮干し、里いも、まいたけ、大豆、小豆、かんぴょうなどです。

果物ではバナナが最も含有量が多く、次いで夏ミカンやオレンジといった柑橘類、メロン、ドライフルーツでは干し柿、バナナチップにカリウムが多く含まれています。

下半身太りに効く運動法

やせにくいのが下半身太りの特徴でもありますが、いきなり脂肪が落ちることは確かに難しいことです。

しかし下半身太りを食事面だけで解消することは難しく、どうしても運動は必須になってきます。

そこで下半身太りに効く運動法としてやるべきことは、骨盤のゆがみを直すこと中心とした「筋トレやストレッチ」です。

ゆがんだ骨盤が正常の位置に戻ることはむくみだけでなく、下腹のダイエット、冷え性、猫背、生理不順といったトラブルを解消できるようになります。

そして下半身とふくらはぎに筋肉をつけることにより、廃物を排出させるために必要なポンプ機能も正常になってむくみを解消することができます。

また筋肉量が上がると代謝も上がり、脂肪が燃焼されやすくなるといった、下半身太りへのダイエット効果が高くなります。

そこでまずは骨盤のゆがみを直すために、簡単にできて効果が高いおすすめの運動法をご紹介します。

『骨盤底筋を鍛える筋トレ方法』
①仰向けに寝た状態で足を肩幅に開き、ヒザを立てる
②両手は身体の横に置いて、しっかりと上半身を固定する
③お尻と肛門に力を入れながらお尻を上に引き上げる
④この状態を5秒間ほどキープした後にリラックスする

ヨガにも似たポーズがあるのですが、これは最も骨盤底筋を鍛えられる筋トレ方法です。

上半身はしっかりと両手の手のひらで支えて、お尻をギュッと締めると効果的です。

『下半身の筋力を上げるスクワット』
①両足を肩幅に広げて立ち、つま先を正面に向ける
②手を肩の位置に上げて、まっすぐ前に突き出す
③背筋を伸ばし、お尻は少し後ろ側に突き出すようにしてヒザを曲げる
④太ももを床と平行になるまで腰を落とし、そして腰を上げる

このスクワットを1日に10回程度を目安に、毎日ではなく週に数回で構わないので継続するようにしましょう。

そうすることで下半身の筋力アップが期待でき、むくみも解消され脚がキュっと引き締まります。

まとめ

下半身太りを解消する方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

骨盤のゆがみを矯正することで、下半身太りだけでなく様々な美容と健康に良い効果を得られるのです。

そして日常生活のクセや食生活を改善して「むくみが起こらない身体作り」をすることが、下半身太り解消への第一歩です。

それと同時に筋力アップの運動も取り入れて、美しく引き締まった下半身を手に入れましょう。

ライター名:mitsugu
オリジナルのメディアサイト運営者、兼新米Webライター。
分かりやすく読みやすい記事を読者様にお届けするため、日々勉強中です。

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