辛い花粉症を軽減しよう!今日からできる目の対策

今年も本格的に花粉症の季節がやってきました。
花粉症の症状は、軽度~重度の方まで個人差がありますが、中には“花粉症”のワードを耳にして想像するだけでも目のかゆみが出てしまう方などもいます。
今回は、そんな辛い花粉症の中でも、“目”にスポットを当てたNG行動や対策方法を詳しくお教えします!
花粉症で目がかゆくなる仕組み
現在、日本人の※約25%、4人に1人が花粉症だと言われています。
花粉症は、発症のタイミングを把握するのが難しいため、気付いた時には花粉症になっていた・・・という方が多いのではないでしょうか?
※馬場廣太郎、中江公裕:「鼻アレルギーの全国疫学調査2008」より
鼻水・鼻づまり・頭痛・倦怠感など多くの症状が現れる花粉症ですが、中でも我慢するのが難しい症状の1つに“目のかゆみ”があります。
目がかゆくなると無意識にこすってしまいがちですが、このかゆみは、目から進入した花粉(アレルゲン)が細胞を刺激することによって起こります。目周辺の細胞が刺激を受けると、ヒスタミンと呼ばれる刺激性の物質が分泌され、これによりかゆみを伴います。
ヒスタミンは故意に目に刺激を与えることで涙の分泌を促し、不要なアレルゲンを体外へ流し出すサポートをするのです。
目がかゆい時にやってはいけないNG行動
「どうしても目がかゆい!」と感じた時に思わずやってしまうのが、目をこする行動ですよね。でも、こうした行動をはじめとし、目に悪影響を与えるNG行動があります。
そこで、花粉症による目のかゆみに対して、やってはいけないNG行動をまとめました。
目をこする:
むやみに目をこすると、目を傷つけてしまう恐れがあります。
特に、女性の場合はメイクやマツエクなどの繊維が目に入ってしまう危険性が高く、コンタクトを使用している方も同様です。
こまめに水道水で洗う:
目に異物入った時以外に、水道水で目を洗うのはタブーとされています。
なぜなら、水道水には微量の塩素や不純物、細菌などが含まれていて、目を傷つけてしまう可能性があるためです。
かゆくなるたびに目薬を差す:
市販されている目薬の多用は禁物です。使用回数をきちんと守り、必要に応じて「ドライアイ用」や「アレルギー用」を使い分けるのがおすすめです。
目のかゆみを軽減させる対策方法
NG行動に気を付けながら、目のかゆみを軽減させるには以下のような対策を実践していきましょう
目を冷やす:
かゆみがひどい場合は絞ったタオルなどを目に乗せるだけでかゆみを軽減できます。
病院の点眼薬を使用する:
市販の目薬とは異なる点眼薬は、目に優しい成分でアレルゲンを流し出せます。
花粉が多く飛ぶ日を知る:
雨の翌日や、乾燥してよく晴れた日は通常より花粉の飛散量が上昇しています。そのような日は、可能な限り外出を避けて過ごせれば、目のかゆみを未然に防ぎやすくなります。
マスクやメガネを着用する:
花粉症対策でお馴染みの対策グッズです。既に着用している方も多いかもしれませんが、マスクやメガネは、できる限り“隙間”のないものを選ぶようにしてください。
まとめ
「いつから花粉症になったんだろう・・・」と感じるような症状の多くは、軽度の鼻トラブルや目のかゆみです。目はむやみにこすってしまうと症状を悪化させたり、傷つけてしまう場合があるので注意してください。
「日ごろから花粉を避ける意識」や「症状にすぐ対策を打つ意識」を持って、今年は花粉症シーズンを難なく乗り越えましょう!
ライター名:しらたま
ECサイト運営の傍らライター業に徹する二足の草鞋女子。
美容をはじめ幅広いジャンルに対応しコラム記事を得意としている。 情報収集&アウトプットに絶対の自信があるが 昨日の朝食は忘れる犬より猫派のにわとり脳。