辛い冷え性の原因は?対策できるの食品は?手足からくる冷え性の対策法

秋冬になると、冷え性に悩まされる方が急増します。中には、手足など末端の冷えだけでなく、身震いするような悪寒や腰痛を訴える方もいるでしょう。そんな冷え性は、ときに仕事や家事へも支障をきたすため、決して放っておけません。
辛い冬を元気に乗りきるためにも、今日からできる対策法を心得ていきましょう!
身体の冷え性の原因って何?
冷え性とは、外気温に関係なく身体の内側から体温が低下してしまう症状(=体温調節機能が正常でない状態)をいいます。
たとえば、夏場でも手足が冷たくなってしまう方や、暖かい部屋で過ごしても一向に寒気が引かない方などが該当します。
このように冷え性が起こってしまうのには、以下の5つの不調が原因と言われています。
・自律神経の乱れ
不規則な生活習慣、ストレスからくる神経の乱れです。
自律神経は体温調節機能の司令塔であるため、乱れることで身体の体温調節機能が崩れてしまいます。
・皮膚感覚の乱れ
衣類などによる締め付けで皮膚や血管が圧迫されると、皮膚感覚が乱れる場合があります。
皮膚感覚が乱れると寒さを感じやすく、体温調節の命令を受け取りにくい状態となってしまいます。
・血液循環の悪化
貧血や低血圧などにより血液循環が悪化すると、身体の末端が温まりにくくなります。
・筋肉量の低下
筋肉量の低下は、身体の発熱量が低下している状態です。
また、筋肉は血を送りだすポンプの役割を持つため、筋肉量が低下することが血液循環の悪化にもつながります。
・ホルモンバランスの乱れ
ストレスや更年期障害などから、女性ホルモンの分泌が乱れる場合があります。
ホルモンバランスの乱れは心身を不安定な状態へと変化させてしまうため、自律神経の乱れや血液循環の悪化を招きます。
冷え性を改善するための対策法4選
身体の内側・外側、それぞれからアプローチをかけられる冷え性対策法をまとめました。どれも簡単に実践できるので、気になる方法から試してみましょう!
(1)漢方で身体を整える
漢方は「気・血・水(エネルギー不足・血流不足・水分過多)」の概念に基づいて、症状にアプローチをかける方法です。
冷え性にはさまざまな原因が隠されていますが、原因に合わせた漢方薬を服用することで身体の調子を整え、改善方向へ導きやすくします。
(2)保温性の靴下を履いて睡眠
睡眠中は身体の機能が休まり、末端の血液循環が低下します。そのため、保温性のある靴下を履くことで体温の低下を防止できます。
ただし、締め付けによる血行不良を招かないためにも、必ずゆったりとした靴下を選びましょう。
(3)ストレッチ&マッサージ
適度なストレッチやマッサージは血行促進を期待できます。起床時や入浴後など、冷えを感じる前に行うのが効果的です。
(4)身体を冷やす食材を避ける
知らずのうちに身体を冷やす食べ物を摂取していませんか?
以下のような食材は身体を冷やしてしまうことで知られているので、食べすぎには注意しましょう。
・カリウムが豊富な果物・野菜類(梨、柿、バナナ、トマト、レタス、キュウリなど)
・食物繊維が多いもの(こんにゃく、昆布、蕎麦、小麦など)
・魚介類(あさり、しじみ、タコ、カニなど)
まとめ
日々の生活を見直したとき、冷え性の原因として当てはまりそうなものがありませんでしたか?
原因がはっきりしない方は、身体の不調を整えやすい漢方に挑戦してみるのもおすすめです。
自分に合った対策法を取り入れて、辛い冷え性を改善していきましょう!
ライター名:しらたま
ECサイト運営の傍らライター業に徹する二足の草鞋女子。
美容をはじめ幅広いジャンルに対応しコラム記事を得意としている。 情報収集&アウトプットに絶対の自信があるが 昨日の朝食は忘れる犬より猫派のにわとり脳。