睡眠時間を確保するだけで肌美人に!?睡眠と美容の関係性とは

「綺麗になりたかったら、夜更かしをやめなさい」と思春期の頃に親御さんに言われた経験はありませんか?漠然と夜と美容の関係が分かっているけれど、詳しく説明を求められると答えに詰まることってありませんか?
ここでは、睡眠と美容に関する関係性を詳しく解説し、夜更かしすることで起こる肌への影響を解き明かしてまいります。
睡眠と美容の関係
「睡眠=体の安静を保てる時間」ですね。睡眠中は主に臓器のトリートメントがなされるほか肌の代謝が行われています。
日中は心臓を動かすことや胃腸を動かし消化を進めることがメインとされていますが、睡眠時間中は細胞の入替えを行い、常に新しい皮膚を生みだすための動きがメインとなります。
そのため、夜更かしをしてしまえば、肌の代謝のために分泌されたホルモンや生成された酵素が臓器の活動に消費されてしまうので、肌の代謝等にかかわる美容面に良いことが得られなくなるのです。
「お肌のゴールデンタイム」とは?
雑誌などで多く取り上げられている「美肌を保つためにゴールデンタイムを意識せよ」ということを聞いたことがありませんか?これは、肌の状態を修復するための成長ホルモン分泌が活発になる時間帯を指す言葉です。
諸説ありますが、特に夜間帯に分泌が盛んになるため「この時間に睡眠時間を確保すること」が美への近道とされているのです。
かつては、夜10時~深夜2時の間に分泌されると言われていましたが、人間の体内時計は人それぞれです。どんな方でも一律に「夜10時~深夜2時」の時間帯に分泌されるわけではないことが分かりました。
ここ最近では「就寝後3~4時間のあいだ」に肌をきれいにする成長ホルモンが分泌されることが分かっています。そのため、不規則な睡眠でも5時間以上の睡眠時間を確保することが大切です。
ただし、太陽が出ている時間帯にこのホルモンは分泌されにくいため、夜間の就寝時間の確保は重要なのです。
睡眠の質を高めましょう
先述「5時間以上の睡眠時間を確保しよう」とお話しましたが、うとうとしているうちに朝が来てしまった、時折目が覚めてしまった、という眠りだとホルモンが分泌されていないかもしれません。ぐっすり眠れてこそ美肌を手に入れることができます。
寝つきが悪い、ぐっすり眠れていないかもしれないと感じる方は、日中に体を動かしてみることをお勧めします。また眠る前に足の裏を軽くマッサージすることや、ノンカフェインのお茶を飲んでから床に就くことも一案です。
また、ヨーガの動きをまねて、深い呼吸をしながらリラックスをすると眠りにつきやすいようです。お風呂に入ってゆっくり体を温めるとぐっすり眠れます。リラックス効果がある香りのアロマオイルや入浴剤を使うとより効果的です。
まとめ
美容に関する意識が高い方でも、睡眠をないがしろにしてしまうことがあるようです。明朝「顔がむくんでいる」「くすみが取れていない」という場合は、よく眠れていない証拠。
毎日の生活を見直して、睡眠時間を確保することにウェイトを置いてみてください。
睡眠時間の確保を心がけるだけで肌がきれいになれるだけではなく、体重ヤセも期待できるようになりますよ。
ライター名:Rocca*apr6
WEBライター10年目。士業アシスタントのバイトもこなす主婦。
美容・ダイエットならお任せ!趣味は夫とロカボと楽器演奏