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納豆の持つ美容効果とは?肌にも効果的な納豆の秘密

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日本が誇る伝統的な発酵食品、納豆は美容効果が抜群な食品です。

最近、納豆の持つ美容効果が見直されつつあります。

納豆の美容効果といっても、あまりにも身近すぎてピンとこないかもしれないですね。

今回は納豆が持つ美容効果についてご紹介します。

美しいお肌を作るために納豆を利用しましょう。

納豆が持つ栄養価

納豆が持つ主な栄養価は、タンパク質、ビタミンB6、カリウム、マグネシウム、鉄分、カルシウムなどです。

納豆はそもそも大豆です。

大豆はタンパク質が豊富ですので、納豆もタンパク質がたくさん含まれています。

納豆1パック45gにタンパク質が7.4g入っています。

数字だけだとイメージがつかないですが、具体的には牛肉の肩ロース45g分と同じです。

牛肉を食べるのはダイエット中で気乗りしなくても、納豆だったら食べやすいですね。

タンパク質は筋肉を作る材料にもなり、体が活動をするための大事なエネルギー源になります。

タンパク質から髪の毛や肌も作られますので、美肌を目指すのならばタンパク質は必須の栄養素です。

肌の表面の表皮という部分の角質の半分ほどは、ケラチンというタンパク質でできています。

一日に必要なタンパク質の量は50gなので、納豆と卵や肉類、魚介類など、ほかの食品を組み合わせてとるといいでしょう。

お肌の原材料を補給するつもりで食べてくださいね。

このほかの栄養素でとしては、ビタミンB6は免疫機能のアップに役立ちます。

免疫機能が落ちると、お肌の調子も悪くなりがちですね。

風邪をひきやすくなるなど、体調管理面で困ったことになりますので免疫機能のためにもビタミンB6を欠かさないようにしましょう。

さらに、カリウムは血圧を下げるはたらきがありますし、マグネシウムは動脈硬化を防ぎます。

血管のケアを気にする方にもおすすめの食材なのです。

女性にとって嬉しい栄養素が鉄分です。

普段の生活をしていても鉄分は失われやすいので、積極的に補給する必要があります。

納豆には牛レバー40g分の鉄分が含まれているので、鉄分を取りたいけれどレバーが苦手な人に最適です。

また、意外なのがカルシウムです。

牛乳などの乳製品に含まれているイメージですが、ヨーグルト1個分の半分のカルシウムが納豆1パックで取れます。

牛乳や乳製品が苦手でも、納豆でカルシウムを摂取することができますね。

牛乳や乳製品が苦手な人のカルシウム補給として納豆を活用しましょう!

納豆が持つ美容効果とは

納豆が持つ美容効果は、納豆に含まれる栄養素が美肌づくりのために働いてくれるという点にあります。

例えば、納豆が持っている納豆レシチンという成分は肌荒れの改善を期待できる成分です。

納豆レシチンは肌荒れも改善しますが、ストレス対策にもいいのです。

ストレスがたまるとアセチルコリンが消費されてしまいますが、納豆レシチンは血中のコリン濃度を上げて、アセチルコリンに変化します。

納豆レシチンは記憶やなどに関係した物質ですので、美肌を目指しつつ頭にも良いという、二つの側面から効果を持ちます。

また、納豆はビタミンB群を含んでいます。

ビタミンB群は肌の健康や、肌の再生に関わっている物質です。

肌のターンオーバーを助けるためにも、ビタミンB群を活用しましょう。

納豆はもともと大豆ですので、大豆の持つイソフラボンも含んでいます。

イソフラボンは、女性ホルモンのバランスを保つために役立つ栄養素です。

イソフラボンのサプリメントもあるのですが、天然のものから取りたいと思ったら納豆がオススメです。

女性ホルモンのバランスが良くなることで、お肌の調子の改善を期待できます。

そのほか、納豆1パックで食物繊維は人参1本分もあります。

お通じが悪いと肌荒れにもつながりますので、食物繊維を意識して摂ることで、お通じの改善をしましょう。

ちなみに、納豆が持つ成分は、熱に弱い性質があるので、納豆汁にするのではなく、納豆のまま食べるといいでしょう。

納豆の持つ美容効果を最大限発揮することを考えると、食べる時間帯にも気をつけたいところです。

食品なのでいつ食べてもいいのですが、夜に食べるとより効果がアップします。

納豆を夕食前に食べて食べ過ぎを予防し、夜に納豆菌や食物繊維による整腸作用を発揮させることで翌朝にスッキリするというのがベストなのです。

夜ご飯に納豆をプラスするだけでいいので、ぜひチャレンジしてみてください。

納豆は美容だけではなく、肌にも体にもいい?

納豆は美容だけではなく、肌や体にも良い食品です。

そもそも美容に良いとは、ただ肌が一時的に見た目に良くなるというだけではなく、体の内側から肌が元気になるような栄養素を補給するなど、体の調子を良くする一環として美容効果もあるということではないでしょうか。

高い化粧品を買うのも悪くはないのですが、お肌の表面から補給できる栄養素は口から食べる分と比べれば微々たるものかもしれません。

せっかくなら食生活から改善して、美肌を目指してはいかがでしょうか。

納豆は栄養素が豊富ですし、普段から食べ慣れている人も多いので日常生活に取り入れやすい食品です。

日常から美容効果のある食品を食べて、美しい肌を目指すなんて素敵ですね。

納豆を食べ過ぎるとどうなる?

ところで、いくら体にいいものでも食べ過ぎてはいけません。

カロリーオーバーすれば太りますし、体にプラスになる栄養素であったとしても過剰であればプラスを通り越して害になってしまうこともあります。

では、納豆を食べ過ぎるとどうなるのでしょうか。

納豆を1日3パック食べてしまうと、セレンという甲状腺ホルモンを活性化する成分の摂りすぎになります。

セレンを摂りすぎると、下痢、腹痛のほか、脱毛や嘔吐、頭痛などが起こる場合があります。

巷では納豆ダイエットと称して納豆ばかり食べるダイエットがあるようですが、一日3パックよりも多く食べると食べ過ぎですから注意してください。

さらに、納豆にはイソフラボンが含まれており、女性ホルモンのバランスを助ける働きがありますが、食べ過ぎると助けるどころか女性ホルモンの働きを乱してしまうことがあります。

女性ホルモン関係の治療をしている人は、特に注意した方がいいかもしれないですね。

気になる場合は医師や薬剤師に尋ねてみてください。

まとめ

今回は、納豆の持つ美容効果についてご紹介しました。

有名な芸能人でも納豆でダイエットをしている人がいるなど、にわかに話題沸騰中の納豆ですが、食べ方にコツがあります。

夕食に、しかもほかの食品を食べる前に納豆を食べてください。

ほかの食品の食べ過ぎを予防し、納豆菌や食物繊維が夜に働いて腸の調子を整えます。

納豆の持つ成分の中には、美容に効果的なものが沢山あり、美容だけではなく、体調を整える成分も入っています。

しかし、熱に弱い性質の成分もあるため、出来れば納豆は加熱せずに食べてください。

納豆そのものの食べ過ぎは、体調が悪くなるばかりか美容にもよくありませんので、食べ過ぎることのないようにしてください。

名前 いでさや
元システムエンジニア。結婚を機に田舎へ引っ越すことになり、現在は育児の傍ライターとして文章を書いています。

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