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自宅でも簡単に作れる!意外と知らない甘酒が持つ美容への効果とは

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甘酒といえば、お祭りやお祝いごとで飲むこともある飲み物ですが、実はこの甘酒が美容に良い効果を持つ、というのをご存知ですか?

ここでは、甘酒が持つ美容効果についてご紹介します。

甘酒とは

まず、甘酒と一言で言っても、「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類が存在するkとをご存知ですか?

米麹甘酒とは、アルコール成分が入っていない甘酒です。

そのため、未成年の人や妊婦、車の運転などを行う人も飲むことが出来ます。

また、後述する酒粕甘酒と違い、砂糖が使われていないため、低カロリーとなっています。

一方、酒粕甘酒は名前に「酒粕」が入ることから分かるように、酒粕を使った甘酒です。

そのため、未成年の方や車の運転を行う人は飲むことはできませんし、妊婦の方にもおすすめはされていません。

また、美容に良いと言われている甘酒は「米麹甘酒」であって、「酒粕甘酒」ではない点は注意が必要です。

甘酒の栄養素

甘酒は飲む点滴とも呼ばれており、非常に栄養素が豊富です。

具体的には、以下のような栄養素が含まれています。

ビタミンB1
炭水化物などで摂取したブドウ糖をエネルギーに変えます

ビタミンB2
「発育のビタミン」と言われており、皮膚や爪、髪の毛などの生成を手助けします

ビタミンB6
皮膚の抵抗力の向上や、脂質の消化をサポートします

葉酸
赤血球を作る「造血のビタミン」とも呼ばれており、妊婦の方が接種することで、胎児の先天異常である神経管閉鎖障害などを防ぐ効果もあります

食物繊維
血糖値上昇の抑制や、コレステロールの低下などの効果があります

オリゴ糖
ビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があります

アミノ酸
人間が活動するためのエネルギー源になります

ブドウ糖
脳を動かすために使われる栄養素です

甘酒が持つ美容効果とは

では、具体的に甘酒が持つ美容効果にはどのようなものがあるのでしょうか?

実際に効果が認められているものとしては、以下のようなものがあります。

・クマの改善
・美白効果
・皮脂の抑制に伴うニキビの減少
・髪を綺麗にする
・腸内改善
・睡眠改善に伴う肌の改善

甘酒に含まれるコウジ酸やビタミンB2は肌の新陳代謝を活発にする効果をもつため、クマの改善や美白効果、ニキビの減少などの効果が期待できます。

また、ビタミンB群は肌に限らず、髪の毛の新陳代謝を整える効果や、抜け毛・白髪の予防にも役立ちます。

さらに、甘酒に含まれる食物繊維には、腸内活動を活発に行う効果があります。

腸内活動が活発に行われることで、デトックス効果を期待でき、腸内改善が行われます。

女性の悩みとして多く取り上げられる便秘解消にも、食物繊維は効果を持ちます。

女性の中には、冷え性や日ごろのストレスからなかなか寝付けない人もいるかもしれません。

そんな人たちにも、甘酒はおすすめです。

甘酒が持つアミノ酸は、ストレスを削減し、リラックス効果を持つと言われています。

また、スムーズに睡眠に入るには、体温上昇率が大切だと言われています。

風呂上がりにすぐ寝たほうが良いと言われる理由もこれに関係しており、風呂に入ることで体温が急激に上昇するため、眠りやすくなります。

ただし、風呂上がりにスマホをいじるなどして湯冷めし、体温が下がってしまうと逆に寝づらくなってしまいます。

甘酒は冷たいままではなく、温かくして飲むことも可能です。

そのため、風呂上がりに温かい甘酒を飲むことで、リラックスした状態で睡眠に入ることが出来ます。

このように、甘酒には直接美容に影響をもつ成分もあれば、間接的に美容に影響をもつ成分など、様々な効果を持っています。

そのため、甘酒は女性の人におすすめな飲み物だと言われています。

美容に良い甘酒を飲むタイミングはいつがいい?

甘酒を飲むタイミングとしては、朝と夜の2パターンがおすすめです。

おすすめな理由としては、以下のようになります。

【朝に甘酒を飲むといい理由】
朝は、その日一日の体調を整える大切な時間です。

朝に甘酒を飲むことで、その日一日の新陳代謝を活発にした状態で一日を過ごすことができます。

また、人間は睡眠時に皮膚や髪の毛などの様々な部分を成長させています。

そのため、朝の段階では「栄養が足りてない状態」であるともいえるため、様々な栄養が含まれている甘酒を飲むことがおすすめされています。

【夜に甘酒を飲むといい理由】
夜に甘酒を飲むといい理由としては、前述したように睡眠改善の効果が期待できます。

人間の皮膚や髪の毛は夜の間に成長するため、睡眠の質は美容に対して重要な意味合いを持ちます。

もし、睡眠の質が低下しているなと思ったら、夜の寝る前に甘酒を飲むと良いでしょう。

【夜と朝の両方に飲むほうが良い?】
では、朝と夜の両方に飲むのはどうなのでしょうか?

結論から言うと、おすすめではありますが注意が必要です。

理由としては、甘酒はそもそもお米から作られるものです。

お米は炭水化物の代名詞とも呼ばれており、カロリーが比較的高い方に分類されます。

コップ1杯200ccだとすると、甘酒一杯で約200カロリーほど摂取することになります。

ただし、これは「米麹甘酒」を飲み、かつ「なにもいれていない」状態です。

人によっては、甘酒を飲むときに豆乳やココアを入れて割って飲む人も存在します。

割るものにもよりますが、場合によってはカロリーが高くなる可能性があるので、注意が必要です。

美容に良い甘酒の作り方

材料
米麹(こうじ):1カップ
水:1カップ
米(もち米でも可):1カップ

必要な道具
炊飯器
ラップ
ふきん

1. 炊飯器で米を炊きます

2. 米を炊いたら、保温機能を維持したまま、米麹が働く55°前後になるように、水を加えます

3. ラップをかけた上からふきんを乗せて、一時間ごとに釜のそこからよく混ぜるようにします

4. そのままの状態で、5時間(かき混ぜるのを4~5回)ほど放置すると、甘酒が完成します。その隊の注意点として、必ず保温機能は維持し続け、温度が50°~60°の間になるように気を付けましょう。

上記のレシピで作った甘酒は、常温で1週間ほど保管できますが、それ以上保管したい場合は鍋に移したあとで加熱し、冷蔵保存するようにしましょう。

まとめ

甘酒は、美容や健康に様々な効果を持ちます。

炊飯器一つあれば自宅でも簡単に甘酒を作ることができますし、市販でも甘酒は販売されているので、興味を持った人が居ましたら一度試してみてはいかがでしょうか。

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